ディジタル信号処理を実行する処理ブロックのモデルとして、図1に示すブロック図を考える。
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図1で、
線形シフト不変システムにディジタル単位インパルス
を入力したときの出力
ディジタル信号処理を実行する処理ブロックのモデルとして、図1に示すブロック図を考える。
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図1で、
線形シフト不変システムにディジタル単位インパルス
を入力したときの出力
あるシステムが線形性とシフト不変性を満たす場合、そのシステムのインパル
ス応答
さらに、ある入力信号に対して畳み込み演算を実行することにより、入力信号 からある特定の周波数成分だけを抜き出すなどのフィルタ効果があることが知 られている。加えてこのフィルタ効果は、インパルス応答を変化させることに より様々に変化させることができる。 このことから、畳み込み演算を実行するシステムは、ディジタルフィルタ ともよばれている。インパルス応答が有限時間だけ持続するシステム をFIR(Finite Impulse Response)システム(またはFIRフィルタ)、 無限時間持続するフィルタのことをIIR(Infinite Impulse Response)システム (またはIIRフィルタ)と分類している。本テーマでは、FIRフィルタ を扱うこととする。
以上のようなフィルタ効果を与えるシステムの特性を、そのシステムの周波数
特性として表現することができる。インパルス応答
システムがFIRフィルタの場合、インパルス応答
周波数特性には、その大きさを表す振幅特性と、入出力信号間の位相の変化を 表す位相特性とがある。また、位相特性を別の形で表現した特性として、 群遅延特性がある。
(4)式より、振幅特性
ここで、右辺第一項は実部、右辺第二項は虚部である。よって振幅特性
式(6)で
(7)式で、正規化角周波数
位相特性
さらに、群遅延特性
以上をまとめると、インパルス応答
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式(2)をz変換すると、次式となる。
上式の
ここで、上式に